「EAA」は必須アミノ酸種類を配合したサプリメント。摂取して高強度トレーニングを行うことで筋肥大が狙えると言われています。 「BCAA」も「EAA」もアミノ酸を摂取するためのサプリメントです。「BCAA」には必須アミノ酸のうち異なる構造を持つバリン、ロイシン、イソロイシンが配合されていて筋肉の合成促進のほか、筋肉の分解を抑制する働きがあるため、連続した運動をした場合の疲労感の軽減を狙えると言われています。トレーニングによる筋疲労を軽減させることにより、質の高い良いトレーニングを重ねることで効果を得たい場合は「BCAA」が利用されます。 一方「EAA」は20種類のアミノ酸のうち、体内では合成することのできない食品から摂取する必要のある必須アミノ酸9種類(バリン、ロイシン、イソロイシン、リシン、トレオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン)を配合したものです。摂取して高強度のトレーニングが行われたときには筋肥大が狙えるほか、筋タンパク合成は「BCAA」を上回るともいわれています。しかし「EAA」は一気に摂取すると浸透圧性の下痢(水分が小腸で吸収できないので水分を多く含んだ下痢便のこと)を引き起こしてしまう可能せいがあります。運動中に少しずつ飲むとよいでしょう。 どちらも用途(目的)や体調、自分の消化吸収能力などを考えながら選ぶ必要があります。筋肉をはじめとするタンパク質の合成には20種類のアミノ酸すべてが必要なので「BCAA」にしても「EAA」にしても、食事と体内で合成される11種類のアミノ酸に合わせた量で合成されると考えるのがよいです。 「BCAA」連続した運動をした場合の疲労感の軽減 「EAA」高強度のトレーニングで筋肥大が狙える
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